【連載】もと女性自衛官アヤベの「ここだけの話」その31~自衛隊流! 射撃の精度がたった10円で上がる練習法

こんにちは、アヤベです。

サバゲが大好きなみなさまでしたら、エアガンの命中精度にも関心があるのではないでしょうか?

職種によって回数の多い少ないはありますが、射撃が必須の自衛隊。射撃をしたことがない隊員はいません。もちろん、得意不得意はそれぞれ。その中に、なぜか射撃だけが得意な「射撃バカ」と呼ばれるタイプがいるんです。彼らに共通しているのは「のんびり屋さん」だということ。人聞きの悪い言い方をすれば、「トロい」タイプの隊員に、ものすごく射撃がうまい人がいます。アヤベの初めての上司だった班長も、射撃がうまい人でした。性格は確かに大らかでのんびりしたタイプ。部下がなにかヘマをしても、「いいんだよ~。俺が謝って済むことだったら、いくらでも謝ってきてやるよ~」と、飄々としている人でした。

その班長が、射撃の精度を上げる練習法を教えてくれたことがありました。

命中精度を上げるには、適切な力で引き金を引くことが大事です。力いっぱい引き金を引くと、「がく引き」という現象が置きまして、銃がブレてしまいます。

そこで使うのが10円玉。銃口に10円玉をおいて的を狙い、引き金を引いて、10円玉が落ちなければ成功です。寝撃ちの姿勢で小銃を撃つときは、銃身をしっかり保持し、頬にぴったり当て、銃尾を鎖骨にくっつける、という全てが整ったうえで、適切な力で引き金を引かないといけません。でないと、いくら照準が合っていても狙った場所には当たらないのです。

エアガンとは弾の重さや反動が違うかもしれませんが、参考にしてくださいな。ちなみに、1円だと軽すぎ、100円だとジュースを買うのに使ってしまうので、10円が最適だとのこと。

「射撃は、女性のほうがうまい」という話も聞いたこともありますが、ほんとかな? アヤベはというと、射撃訓練をしたのは5年間で10回程度なので、サンプルにはなりませんよね。しかも、射撃のあとに何度もやらないといけない「銃清掃」が面倒で憂鬱! とにかく銃清掃が嫌だったという、それだけが印象深くて、肝心の射撃のことは全然覚えていないのです、ごめんなさい。

ただ、小柄な女性に関しては、若干不利なことがありますよ。
それは、撃った反動で体がズレてしまうこと。小柄で細身な女性は、反動を体重だけでは吸収できないのです。ですから、一発撃つたびに軌道修正して狙いなおさないといけないという手間がかかってしまいます。もちろん、ごくまれに、反動を吸収できない体重の男性もいます。アヤベですか? ――吸収できるタイプです!

そういう点でいえば、射撃に向いているのは、のんびり屋で重量級ということになりますが、いかがですか? サバゲで命中精度が高い人は、あてはまるでしょうか?

イラスト:モノ

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綾部綾

長崎出身、名古屋市在住、元航空自衛官。
ライター&プランナー。
料理と宴会幹事が趣味で、サバゲでは主に弁当、炊事、打ち上げ等の後方支援を担当。

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