TOPページへ
サバゲー入門 ショップリスト フィールドリスト ガンレビュー ライター ライター

【塗装カスタム】手軽にもっとカッコよく! NERFリペイントのススメ~その2


投稿者:乾 宗一郎

皆さんもきっと大好きであろうタカラトミーのスポンジガン「NERF(ナーフ)」
お子さま向けのローパワートイガンですが、そのデザインはかなりカッコよく、「これは!」というラインナップが多数あります。

先日、ライターの千葉にゃん氏「手軽にもっとカッコよくなる! NERFリペイントのススメ」という記事をアップしましたが、これが非常に好評で、やはり気になっている人は多いのでは?と改めて思いました。
そこで今回は、私イヌイがNERFのリペイントに挑戦してみました! これでも元モデラーなので(指先が感覚を覚えていれば)ソコソコ塗れるはずですが果たして・・・?

今回も「手軽さ」をコンセプトとするので、「缶スプレーの使用」をレギュレーションとします。エアブラシならよりキレイに簡単にできますが、ビギナーでも手軽に挑戦できることを重視しました。
また、今回はウェザリング(汚し塗装)として「ドライブラシ」と「スミ入れ」も取り入れてみましたよ。

さて、今回ペイントするのは「NERF ZombieStrike RoughCut 2pack 」

ソウドオフショットガン風のポンプアクションで、蛍光オレンジと蛍光グリーンの2丁セット。Amazon.comから購入しましたが届いたのはローパワーなグレイトリガーモデルでした。モデル的には国内版のラインナップにある「ラフカット2×4」と同じものです。
先端に2発ずつ4列(8発)のダートを装填し、1回のコッキングで1発あるいは2発同時に撃てる仕組みです(トリガーの引き方で撃ち分ける)。
マズル部に並ぶ弾頭が、同盟軍の宇宙戦艦(銀英伝)のようですね。

これをさっそくペイントしていきますが、基本的にやることは第1回の時と同じです。
ではまずはオレンジの方からいきましょう!

最初にフォアエンドを左右にバラします。

3本のネジです。
次に本体を左右に割りましょう。

ネジは14本あり、全部外せばパカっと左右に分離できます。中身のバネがビヨ~ンと飛び出ることはないはずです。

短いネジは3本だけ。フロントサイトと上部レイルのところだけで、他のネジはすべて共通のサイズです。

中のギアやラックにはグリスがベットリとついていました。

見えるところだけでいいので余分なグリスは拭きとっておきましょう。

分解したら表面の脱脂から。
カーペイント用の「シリコンオフ」を使うとラクです。

スプレーしてウェスで拭き取るだけで表面の油分を除去可能。油分が残っていると塗装をハジいてしまうので必ず脱脂は行いましょう。
そして拭いた後はなるべく素手で触らないように!

次に塗膜をはがれにくくする下地塗装。

信頼と実績の染めQ「ミッチャクロン」を使います。

厚塗りすると全然乾かないので、シュッ!シュッ!と遠めからできるだけ薄くスプレーするのがポイント。塗膜は透明で厚塗りになりがちなので注意して下さい。
今回は薄~く3回ほど塗り重ね、念のため1時間乾燥させました。表面を触ってペタペタしなくなったらOKです。

ではカラースプレーで塗っていきましょう。
今回使ったのはこの4色。

左からクリアーブルー、フラットブラック、ガンメタル、リノリウム甲板色です。
まずは「フラットブラック」をやっぱり薄く全体に塗ります。

ムラができてもその場でリカバリーせず、乾いてから再び全体を塗っていくようにするのがコツです。
フラットブラックを塗って乾燥したら、その上から「クリアーブルー」を何回も薄く塗り重ねてガンブルーっぽい表面にしてみました。思いっきり青いガンブルーにしたければ、下地は黒じゃなくダークグレーの方がよく発色します。お好みでどうぞ。
バレル(チャンバー)部分も同様にブラック+クリアーブルーで。今思うと、ここはクリアーブルーでなくクリアーオレンジにして焼けたようにしてもよかったかも?

充分乾燥したらマスキングしてグリップに「リノリウム甲板色」を吹きます。

べったり塗らず、少し粗めに吹いて最初に塗ったブラックがモールドの奥に残るようにしてみました。ついでにフォアエンドもこの色で塗っておきます。

次にバレル下のセンター部分とグリップ中央部のプレート部をていねいにマスキングして「ガンメタル」をスプレー。

センター部分にはクリアーブルーを薄く塗り重ねてスチール感を増しました。
なお、本体上下につくパイプ状のパーツもガンメタルに。

メタリックカラーは塗膜が厚くなりやすいので注意して下さい。

これで基本的なスプレー塗装は完了です。

念のため1時間ほど放置して完全に乾燥させましょう。

追加要素としてウェザリング(汚し塗装)をします。
まずガンメタルかシルバーのスプレーを塗料皿などに出して・・・

筆(100均にある水彩用でOK)に染み込ませ、それをほとんどティッシュなどで拭き取り、半乾きの状態にします。

この状態で角や出っ張りを中心にこすりつけていきます。

「ドライブラシ」という技法で、これでエッジや凸モールドを強調できます。
コツは「ちょっとずつ何回も繰り返して立体感を強調する」ということと、「やや控えめにする」ということです。

では、乾燥したら元通り組み上げましょう!

まずバレル部や内部ユニット、トリガーなどを組み込んで・・・

ネジの長さに注意して締め込んでいきます。
アクセントにホログラムシール(ガンプラのモノアイ用)を貼ったら・・・

完成!

メタリックな質感がほどよいソウドオフショットガン風に仕上がりました。
個人的には「デッカードブラスターを伸ばしたようなショットガン」という印象も持ちましたがいかがでしょうか。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

塗装前と塗装後の違いはこの通り。

オモチャっぽさがだいぶ払拭されてSFプロップガンみたいに見えます・・・か?

さて。
せっかくの2丁セットなので、もう1丁もマスキングを繰り返して缶スプレーで塗装してみました(途中カットは省略!)。

こちらはうって変わってホワイト+シルバーで、STAR WARSのXウイングをイメージしたSF風味に。
バレル部とフレームの中央部は先ほどと同様、ガンメタルの上にクリアーブルーを重ねたもので、グリップとフォアエンドはフラットブラックです。

使用したスプレーはこれら。

左からアルミシルバー、レーシングホワイト、ガンメタル、アクセント用のキャメルイエロー。普通のホワイトではなく、ややアイボリーっぽいレーシングホワイトなのがポイントです。
他にグリップ中央部のプレートに木甲板色を、グリップやフォアエンドにフラットブラック使いました。

フレーム先端部はアクセントとしてイエローを入れてみました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
鼻先の黄色いアクセントはWW2ドイツ機のイメージです。
マスキングテープを浮かせて、境目がボケるようにしています。

そしてこちらはドライブラシでのウェザリングをかなり激しく敢行。

パネルラインや表面のモールドに沿ってダークイエローやガンメタル、ブラックなどをゴシゴシとこすりつけていきます。白と銀の質感の違いも強調されて、「どうやったらこれだけ使い込めるの?」というレベルの汚れ方を目指しました。
また、グリップやフォアエンドもシルバーで遠慮なくドライブラシしました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

薄めた塗料を凹部に流し込むスミ入れをしたら、やはりホログラムシールを貼って・・・

はい、完成しました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
白い銃はいかにもSFチックでおもしろいと思います。

こちらも塗装前と比較するとまったく印象が変わりましたよ。

キレイな仕上がりもいいですが、こういった使い込まれた状態(?)もいかがでしょうか。

どちらも缶スプレーを使ったので、マスキングにとても手間がかかりました。塗装にかかった時間は各4時間ほどで、乾燥待ちが3割、マスキング作業が6割、実際の塗装は1割以下ですね。
コツとしてはマスキングテープはケチらず、1本使い切るつもりでジャンジャン消費しましょう。

なお、今回のようにウェザリングするのであれば、多少のハミ出しや色ムラは気にしなくても大丈夫。ドライブラシやスミ入れによって面の情報量が増えるので相対的に目立たなくなりますし、場合によってはごまかすこともできますから。

下地塗装に使用したミッチャクロンは表面塗装の食いつきが格段にアップするので、今回塗装したNERFでもばんばんゲームで使えます(インドアのNERF限定戦とか)。
プラモデルを作る人ならもっとカッコいい塗装を思いつくでしょうし、エアブラシがあればさらにレベルの高いペイントもできるはず。
上記の方法は缶スプレーを使う最も初歩的なやり方なので、「これいいな!」と思った人はぜひ挑戦してみてください。
実際にやってみると予想より簡単にできるのでビックリしますよ!

タカラトミー・NERF公式web

, , , , ,

WRITER PROFILE

乾 宗一郎

乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。...

このライターの記事を読む