NAVY SEALs 精鋭部隊TEAM 6の隊員にスポットを当てた『ネイビーシールズ:チーム6』は期待以上の秀作だった!

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映画の序盤は、オサマ・ビン・ラディンのいどころを必死に特定しようとする、CIAの分析官、パキスタンの現地連絡員の苦労や奮闘が描かれて、TEAM 6の面々はそれほど出てきませんが、ミステリー要素があり退屈させません。

サブ⑥kei
映画の時間軸は、アルカイダの関係者から情報を得る2010年2月から作戦が実行された2011年5月までを描いているので、TEAM 6の活躍は後半までお預けですが、その代わり、TEAM 6の面々の人間味溢れる描写に時間を割いているのがなかなかいいです。

妻の浮気に憔悴するチームリーダー、カフェでチームのみんなでワイワイとくだらない話をする隊員たち、作戦参加が決定して訓練期間中にSkypeで家族とリラックスしながら話す隊員たち、そして妻の浮気で憔悴するチームリーダーに9.11で妻を亡くしたことを語り、叱咤する少佐などを見ていくと、自然と隊員たちに感情移入していきます。

サブ①kei

また、少佐がなかなか味わいのあるキャラクターで、戦争映画でありがなちな皮肉めいたジョークを言うのもイカしています。

例えば、訓練期間中に隊員たちに喝をいれるため、

「誰かが 抜けても すぐに その穴が埋まる 全員 換えが利くんだ 私もな」

とか、

「今から射撃を行う その後も射撃を行う。 さらにその後もだ」

と、思わずどっかで使いたくなります。

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横須賀 敦史

1978年生まれ。酒(ウィスキー&ラム)とプロレスとバカ映画をこよなく愛す中年男子。サバゲーでは、ついつい前に出たくなり、わりとソッコーでヒットされてしまうのであまり戦力にならない。記者歴は丸13年(2014年現在)で、撮影と執筆担当。取材に行くのが三度の飯と同じくらい好き。学生時代は戦場カメラマンになりたかったが、「サバゲーを撮る」という、とっても安全かつピースフルな形で夢を叶えた。

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