ポーチ類を付けたりホルスターを付けたり、サバゲーマーによってはメインの装備として使用している人も多いデューティーベルト。ハンドガンを付けることが多いのでガンベルトと言ったりもしますね。
一般的なデューティーベルトは、ベルト自体にポーチ類やホルスターを通して付けるため、動いているうちにポーチの位置が動いてしまったり、それを防ぐためにゴムバンドで固定したりなど工夫が必要です。ウェビングの付いた幅広なベルトパッドを利用してポーチ類を装着することもできますが、結構腰回りがかさばってしまったり走るときに上下して安定しないなど、わずらわしいという声も結構よく聞く話しです。
そんな中、最近のデューティーベルトは2インチ幅のままでベルト自体にウェビングが施してあり、スリムかつ非常に使い勝手の良くなったものが増えてきています。実は私も愛用者の1人!便利に進化したデューティーベルトをいくつかご紹介します。
TYR Tactical:Gunfighter Belt
まずは私が愛用しているTYR Tacticalのガンファイターベルト。おそらくこのメーカーが直接MOLLEを付けたデューティーベルトのはしりではないかと思われます。
TYRは比較的最近の会社ですが、実際の米軍でも使用例の多いタクティカルギアメーカー。ポーチ類は実物ながらリーズナブルなものも多く、オーソドックスさをベースとして持ちつつも使い勝手の良さを考慮した斬新なアイディアが盛り込まれたギア類を数多くリリースしています。
ガンファイターベルトもそんなアイディアを形にした製品の1つです。
ガンファイターベルトは、ベルトそのものにモールウェビングが縫い付けられています。しかし、ウェビングの幅はハーフインチで2インチ幅のベルトの上下の淵に分けてついており、実質的に上下3コマ幅のベルトパッドと同じ機能を有することになります。
しかもベルトパッドと同じように身体に当たる内側の部分はベルクロで脱着可能な柔らかいパッドが付属し、装備類でベルトに負荷がかかっても身体に食い込んで痛くなったりしません。
HSGI:Operator Belt
TACOポーチで有名なHSGI(High Speed Gear)からもスリムに使えるデューティーベルトがリリースされています。
オペレーターベルトはベルト自体が2重構造になっていて、モールと同じ幅でウェビングが2枚縫い付けられており2インチ幅のベルトそのものにポーチ類のモールを通して固定できるようになっています。
このベルトもインナー側にベルクロが着いており、ベルトループに通したインナーベルトと固定するタイプと滑り止めのついたグリップベルトを付けるタイプの2種類から選べるようになっています。
RAPTOR TACTICAL:ODIN belt
ベルトやポーチ類の他、プレキャリなども開発するRAPTOR TACTICALからは、レーザーカットによってモール用スリットを配置したODINベルトがあります。
モールの配置はTYRのガンファイターベルトと同じですが、レーザーカットでスリットを入れたデザインは中々現代的でカッコイイですね。
あくまでベルトなので、プレキャリやチェストリグほどの拡張性はありませんが、こういった最新のデューティーベルトを使うと色々と装備類の活用の仕方のアイディアが湧いてきますね!今回ご紹介したデューティーベルトはポーチ類を直接固定できるので腰回りをスマートにまとめることができるのでホントに便利です。
装備類の配置に困っていてベルトをうまく活用できていない方は、こういった最新のデューティーベルトを使ってみてはいかがでしょうか?
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