この週末に日本列島を縦断すると予想されている台風11号。
気象庁が発表した「台風11号の今後の見通し」については、下記の通り。
・強い台風第11号は、勢力を保ったまま九州の南海上をゆっくりとした速度で北上、9日には九州南部や四国にかなり接近し、上陸のおそれ。その後、勢力をやや弱めるが暴風域を伴ったまま北東に向きを変え、10日には中国、近畿に達するおそれ。
・台風の北上により、広い範囲で大雨となるおそれ。特に西日本の太平洋側を中心に雨量が非常に多くなり、総雨量が1000ミリを超えるおそれ。
・先週からの大雨で地盤が緩んでいる所もある。土砂災害や洪水に厳重な警戒が必要。東日本・北日本では、台風から離れていても前線の影響等で大雨に警戒。
・西日本では暴風、高波に厳重な警戒が必要。潮位の高い時期であり、高潮にも警戒。東日本・北日本でも、台風の進行に伴い強風・高波に注意・警戒。
・竜巻などの激しい突風は台風から離れた場所で発生することがあり、要注意。
【2014年8月8日・「気象庁」発表】
とのこと。
被害が非常に心配されますが、気象庁がまとめているPDF「大雨や台風に備えて」に書かれている「自分で行う災害への備え」を元にサバゲー&ミリタリー好きが手持ちの装備などでできる対策をまとめしょう。
1.家の外の備え
●窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。
●側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく。
●風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する
側溝や排水溝などの掃除で重宝するのが、スコップです!
スコップは、万国共通で使われているミリタリーアイテム。
塹壕を掘るのに欠かせませんからね。
また、床上浸水なども考えられますが、水濡れしては困る大事なものは防塵・防水でミリタリーの現場でも使われているペリカンケースが最適です!
2.家の中の備え
●非常用品の確認
・懐中電灯 ・携帯用ラジオ(乾電池)
・救急薬品 ・衣類 ・非常用食品
・携帯ボンベ式コンロ ・貴重品など
懐中電灯なら普段は銃に取り付けているLEDライトがいいでしょう。
ラジオといっても、無線機のことではないのでお間違いなく。
でも無線の免許などを持っていれば、災害時に通信インフラがなんらかの理由で通じなくなった場合には救助などを呼ぶことも可能です。
※いわゆる軍用無線機は、実動するものであっても日本の電波法上、電波を出すことはできないので要注意です。
救急用品は、お手持ちのメディカルキットで代用できるでしょう!
中身に必要なものがしっかり入っているか確認しておきましょうね。
衣類は、避難時に汚れてもいいように迷彩服が使えるかもしれません。
ただし、上下で固めると自衛隊と間違えられたり、一般の方をビックリさせてしまうので周囲の空気を読みながら着ましょう。
非常食は、こんな時のために買っておいたいわゆる「ミリメシ」の出番です!
携帯コンロは、持ち運びしやすGIストーブとかがいいでしょう。
他にも、背負えるタイプの水筒(ハイドレーション)も使えますよ。
ヘルメットは防災用とはちょっと構造が違うので完璧ではないですが、ちょっとした落下物などから頭の裂傷を防ぐには有効だと思います。
軍手代わりにサバゲー用グローブの転用も不可能ではないですが、サバゲー用は薄手の物も多いのでそのまま軍手でもいいかもしれません。
災害時にはロープも使えます。
寝袋だって役に立ちます!
あると便利な筆記用具に関しては、水中でも無重力下でも使える「スペースペン」は災害グッズとしても使えます。
武器にもなるタクティカルペンでもいいかもしれません。
2.家の中の備え
●室内からの安全対策
飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来 物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。
●水の確保
断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する。
3.避難場所の確認など
● 学校や公民館など、避難場所として指定されている場所 への避難経路を確認しておく。
● 普段から家族で避難場所や 連絡方法などを話し合って おく。
● 避難するときは、持ち物を 最小限にして、両手が使え るようにしておく。
雨の中、避難する自体に見舞われたならサバゲーでも使うことがあるマップケースが重宝します。これを使えば、地図を見ながら避難できます。
両手を空けるなら、バックパックも使えます。
あんまり大きいと背負うのも、移動するのも大変なので自分の体力に合わせて、使いなれたものがいいでしょう。
こうして見ると、サバゲー&ミリタリー好きなら災害時に転用できるものがいっぱいありますね。
今後接近する台風に関しては、常に最新の情報を入手して、注意報、警報などが出ていないか、どんな進路辿るのかを警戒しながら、不要不急の用がない限りは安全な場所で待機することをオススメします。