基地祭や航空祭、各種自衛隊系のイベントで見かける装備の数々。しかし、戦車やミサイル、戦闘機、89式小銃まで、実際においくら万円なのかはミリタリー初心者にはまったく想像がつきません。
「お高いんでしょ?」
「はい、とっても」
簡潔にいうならこんなやりとりになりますが、実際いくらなのかが、3月末に防衛省のWebサイトで発表された「我が国の防衛と予算 平成26年度予算の概要」で垣間見ることできるので、ご紹介していきましょう!
ちなみに金額は、年々で微妙に変わってくるのであくまで平成26年度の場合なのであらかじめご了承下さい。
まずはP-1。最新の対潜哨戒機です。
こちらは3機594億円!
お次は哨戒ヘリのSH-60K
4機242億円!
お次は「はつゆき」型護衛艦に代わる対潜探知能力や燃費を向上した汎用護衛艦25DD型2番艦(5,000トン型)。※写真ははつゆき型護衛艦(2,950トン)
この建造費は1隻729億円。
お次は新型潜水艦「そうりゅう」型の10番艦(2,900トン)
建造費は1隻517億円。
今度は、水陸両用車の参考品として購入されるAAV7RAM/RS。
※写真はAAV7(出典:U.S.DEPARTMENT OF DEFENSE)
昨年度は人員輸送型のAAV7RAM/RSでしたが、今年は派生型の指揮通信型1両と回収型1両の2両取得。
お値段は2両で17億円!
軽装甲機動車は…
30両10億円!
84mm無反動砲はというと、
24門3億円。
最後は次世代戦闘機F-35A。
※写真は同型機種(出典:Wikipedia)
4機638億円。ちなみにこの金額以外に国内企業参画の範囲を拡大することに伴う初年度費が425億円、さらに教育用機材等の関連経費が383億円かかるので、合計で1,446億円!
値段を知ると、ちょっと見方が変わりますね~ww
より詳しいデータを知りたい方は、 ↓ コチラよりご確認下さい!
※一部写真を除き、自衛隊関連の写真の出典は「防衛省・自衛隊」Webサイトより
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