【初心者応援企画】最初に買うならどれ? 初めての電動ガン購入で覚えておきたい「さばなび7つの誓い」!

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サバゲで使われるエアガンは電動ガンが主流。
季節を問わず安定した弾道で撃てるので、ほとんどのサバゲーマーは1丁あるいは複数持っています。
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じゃあ「サバゲ始めるよ!」となった時に、まずどれを選べばいいのでしょうか。
FPSなどの経験があれば「◯◯は重いけど遠くまで当てられる」「△△は軽くて弾がいっぱい入る」などという基礎知識はあると思いますが、それこそゼロからスタートの場合は何がなんだかチンプンカンプンかもしれません。

さばなび的には
「最初に買うべきはしっかりとしたブーツ」
「銃はいろんなタイプをレンタルしたり借りたり使ってみて、最後に買うのがオススメ」
なのですが、中には「格好から入るのでイキナリ欲しい」という人もいるでしょう。
何より、自分のエアガンを買うのは楽しみでもあり、「サバゲやるぜ!」というモチベーションも高まります。

今回はそんなアナタに「初心者向け電動ガンの選び方」をお送りします。
ぶっちゃけ、「好きな銃を選べばOK」ともいえなくもないのですが、ある程度の前提や知識があれば、きっと「これ買ってよかった!」となります。

その1 最初は東京マルイの製品から選ぶべし
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電動ガンといえば国産メーカーの東京マルイ。出来れば、信頼と実績のマルイ製品から選んで下さい。
海外製品は魅力的なラインナップがあったり、独特のシステムなどが目を引きますが、クオリティや実射性能に問題があるケースが多々あります。特にビギナーにとって「せっかく買った電動ガンが調子よくない」のは致命傷。
とにかくどれを選んでも、マルイ製ならよく飛んでよく当たり、スペアマガジンやオプションの入手が容易。電動ガン自体の入手性が(比較的)いいのもありがたいところです。

その2 オススメはカービンサイズのアサルトライフル
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一口に電動ガンといっても、小型のSMG(サブマシンガン)やカービン(短いライフル)、フルサイズのライフルなど、いくつかの種類に分けられます。
体力や予算の兼ね合いもありますが、「重くなく長くない」「初心者でも使いやすい」「近距離から遠距離までそつなく撃てる」「オプションの多さ」などを考えるとやや短めの「カービンライフル」がベスト。
具体的には「M4カービン」「SCAR」「M4CQB」「HK416」「G36C」「AK47」あたり。従来型でも次世代でも構いません。ストックが折りたたみ、もしくは伸縮式というタイプも多いです。
ビギナーはコンパクトで装弾数が多い「G3 SAS」「P90」あたりを選びがちですが、遅かれ早かれAKやM4を買い足してメインアームを更新しちゃうパターンが非常に多いです。

その3 バッテリーサイズや装弾数はそれほど重要じゃない
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東京マルイ製の電動ガンであれば、すべてに多弾数マガジンがあるはず。そして300発も入れば、ゲーム中に足りなくなることは(まず)ありません。450発だろうが600発だろうが、ほとんど違いはないのです(トリガー引きっぱなしで撃ちまくる人は除く)。もちろん、コダワル人は最初からノーマルマガジンでも構いません。
また、リポバッテリーが普及した現在、ラージサイズバッテリー使用機種のメリットは減少しました。とりあえずミニバッテリーが入れば問題ないでしょう。

その4 スナイパーは大変な役職だと覚悟せよ
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ターゲットに対して一発必中のスナイパー。サバゲーマーなら誰しも、初心者なら間違いなく憧れるものですが、実際にやるとなるとかなり大変なポジションです。
スナイパーはトリガーに指をかけて撃つまでの段取り(擬装や移動、位置取りや行動予測など)が9割という人もいるくらい、さまざまな技術や経験が必要。ただ単にブッシュの中に伏せていればイイというものではありません。
また、命中精度が高く動作音が小さいエアコッキングのボルトアクションライフルを使う人が多いですが、これもHOP調整やスコープ調整、使うBB弾の選別などデリケートな要素が多々あります。
というわけで、ビギナーが東京マルイのVSRあたりを買ってスナイパーを目指しても、それはすごく大変で険しい道のりかも・・・・。
普通の電動ガンでサバゲを楽しみつつ、仲間からスナイパーライフルを借りて試してみるとその大変さがわかりやすいかも知れません。

その5 カスタムを楽しむのならM4(AR)が最適
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実銃を模した電動ガンは実銃と同じようにカスタマイズが可能。特にグリップやストック、ハンドガードといったパーツ単位で組み換えができるM4(AR)はその傾向が顕著です。逆にAKやG36などはカスタムしようにも専用パーツが少なく、どうしてもというのなら高価な実物パーツの世界に突入してしまうことも・・・。
実際、ミリタリーでもタクティカルでも民間のマッチ仕様でも、M4(AR)ならいかようにも改造(組み換え)ができます。そもそも、ある程度カスタマイズしたM4(AR)が普通に商品化されていますし。
厳密にいえば「ミリタリーならこのストック」「タクティカル用ならこの光学機器」などの傾向やお約束はありますが、最初はあまり気にせず雑誌やネットで見て「これかっこいいな」と感じたM4(AR)を意識してカスタマイズしていけばいいでしょう。仲間に詳しい人がいたらイロイロ聞いてみるのもオススメです。

その6 次世代電動ガンと従来型はどっちもどっち
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今やマルイ製品の主力となった次世代電動ガン。撃つたびにブルン!と揺れるリコイルショック機能を搭載し、弾筋の伸びもよく遠距離での命中精度もかなり高いです。
もちろん、実勢価格もスタンダード電動ガンより高めですが、買ってそのまま箱出しで使える完成度の高さや高い命中率は大したものです。
スタンダード電動ガンでも何の問題もなくサバゲで使えるので、「従来型か次世代か」ではなく、「好きな銃かどうか」で選んでもいいと思います。
ただ、人気のM4やSCAR-L、あるいはAK74などは、スタンダード電動ガンとマガジンの互換性がありません。逆にG36などはどちらでも共用可能。将来的に軍備増強を考えているのなら、マガジンの互換性も(ちょっとだけ)考慮しておくといいかもしれません。

その7 ハイサイクル電動ガンはオススメ
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東京マルイのラインナップには「ハイサイクル電動ガン」があります。これはフルオートの発射速度(回転数)が速く、強力な弾幕が張れるというサバゲに特化したラインナップ。種類はさほど多くありませんが、M4やMP5K、AKなど人気機種はだいたい網羅しており、ビギナーはこの中から選んでもいいと思います。
フルオートの回転速度が速いだけでなく、セミオートで撃ってもトリガーのキレがいいというか、パスパスっ!とテンポよく撃ち込めるのがポイントです。
ノーマルの電動ガンよりほんのちょっと初速が低い傾向がありますが、実戦ではほとんど飛距離の差は感じません。それよりも高いレスポンスと圧倒的な制圧力のメリットのほうが大きいです。

こんな感じでいくつかの注意点をまとめてみました。
とりあえず、最初に買う電動ガンはスペックがサバゲーに有利な銃ではなく「好きな銃」の方が愛着も湧いて気分も盛り上がります。ぜひ、お気に入りの1丁を見つけてみましょう!

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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