IWA2014リポート~その19:trijicon、EOtechなど光学機器まとめpart2

MINOX
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カメラ好きには小型スパイカメラで有名なMINOXですが、ここもライフルスコープや双眼鏡といったハンティング関係の光学機器を製造しています。
光学機器といえばカメラとライフルスコープが両巨塔なんでしょうか。

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特にタクティカルラインの「ZPシリーズ」はヨーロッパの警察で採用実績があるとか。某有名ライフルスコープメーカーのOEMも手がけているそうです。

 

Thermal Vision Technologies
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熱を見るサーマルビジョンを専門に扱う「Thermal Vision Technologies」。ウクライナの企業です。
ナイトビジョンに使われている倍増管は軍事技術で輸出などに制限がありますが、サーマルビジョンは(基本的に)民間の技術。ナイトビジョンよりはいろいろな制限が緩いようです。
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新製品のライフルスコープ用サーマルビジョン。
スコープとタンデムマウントで使うサーマルビジョンです。

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双眼鏡タイプのフラッグシップが「TGA8」。75mm ・ f1.0の対物レンズで圧倒的な解像度(640×512ドット)をほこります。
ギラギラな銀色の対物レンズがサーマルビジョンの象徴であるゲルマニウムレンズで、本体価格の半分はこのレンズ代といわれるほどの高級部材です。

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ライフルスコープタイプの「TSA-9」(奥)と「TSA-5R」。
サーマルビジョンは光学機器というよりもセンサーなので中に光学路は通っていません。しかし、明るい大径レンズと高解像度センサーがあれば出力映像の解像度はアップします。

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出力端子さえ合えばモニターや録画機器に接続も可能。カラーモードや黒白反転モードなどもあり、機種によっては映像ではなくグラフ化まで可能。デジタルな計測データならではといったところです。

 

SHOTSHOWと違って民間モデルが中心となるIWA2014ですが、光学機器に関しては一部軍用・LE用モデルがありました。また、やたら高価なサーマルビジョンも見られるとなれば、純粋な興味本位でブースを訪れる人も多かったように思います。
やっぱり銃を買ったら次は光学機器ですもんね!

 

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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