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【エアガンレビュー】MAGPUL PTSオリジナル! リコイルショック搭載電動ガンRM4 Scout ERG


投稿者:乾 宗一郎

好評のエアガンレビュー、また今回もM4です、すいません。
M4は 人気があるから 仕方ない (五、七、五ですw)

そんなM4に関していえば、最も人気のあるアフターパーツメーカーは「MAGPUL(マグプル)」でしょう。
ポリマー製のグリップやストックは軽くて操作性がよく、実銃でもエアガンでもメジャーです。そんなマグプルのエアガン専用ブランドが「MAGPUL PTS」。

そのPTSブランドからは、コンプリート電動ガンもリリースされています。「MASADA」や「PDR-C」は皆さんよくご存じでしょう。そしてM4タイプの新製品がこの「RM4 Scout ERG」。
「ERG」とは「Electric Recoil Airsoft Gun」の略で、電動ガンながらリコイルショック機能を搭載しています。
果たしてマルイの次世代電動ガン、あるいは各社ガスブロM4並みのリコイルなのでしょうか?
そんな気になる点に注目してリポートしてみます!

●外観全体像

ルックスは極めて現代的であり、一般的なマグプルコンプリートといったもの。
外装にはPTS純正パーツが組み込まれ、フレームもマグプル刻印の専用モデルになります。当然ですがマグプルパーツオンリーで構成されているため、統一感というかまとまりが感じられますね。
誰が見てもカッコイイというスタイルです。

●フロント周り

ハンドガードは「MOEハンドガード」のミッドレングス。14.5インチバレルと組み合わせた汎用性の高いセッティングです。仕上がりはPTSならではで、剛性が高くペコペコと凹んだりしません。バッテリーはこのハンドガード内に収めるようになってます。しかし、デルタリングが実銃並みに固く、脱着にはちょっと気合が要ります。
なお、製品には写真のフォアグリップは付属しません。

フロントサイトはM16/M4標準のおむすびタイプ。金属製でしっかりとした作りです。
フラッシュハイダーもM16A2タイプ。ここはPTSブランドで出している社外品の方がよかったかな。
14mm逆ネジなので、好みのハイダーを取り付けたいところです。

●フレーム

アッパーは通常のM4タイプながら、ロワーはマグプルタイプのフレーム。トリガーガードが一体のタイプですね。
アンビマグキャッチに対応していますが、付属のマグキャッチはアンビではありません。
表面はフラットで塗装も上質な仕上げ。さすがPTS純正品です。
また、マグプルマークとセレクターマーキングに色はなし。そもそも実銃でもメーカー出荷時は無色で、色付きのものはユーザーが自分で塗ったものだそうです。

フレーム後部にはスリングマウントプレートを装備。しっかりとスチール製なので、安心してスリングでぶら下げられます 。でも「ASAP」じゃないのが残念なところ。
そして、中央の意味深なボルトはメカボックス固定用のネジです。バッファーチューブにリコイルユニットが入るため、ここで後端を固定しているのでしょう。

リアサイトはPTSの「MBUS」 。樹脂製ながらカッチリとしたサイトで、ワンタッチでフリップアップします。
ちなみに上面レイルはピシっと揃った見事な出来ばえ。さすがP(以下略)。
ただしナンバリングは入っていません。

グリップは電動ガン用の「MOE グリップ」。マグプルマークのテクスチャになった現行モデルです。
このグリップは絶妙なサイズと握りやすさが好評で、ハンドリングが大きく向上します。

残念なのはエジェクションポート側にあるこの刻印。
うーん、これはいらなかったなぁ。
ちなみに製造は台湾のKWA。ガスブロ専門かと思ったら、ちゃっかりPTSコンプリートガンを作っていましたとさ。

●ストック

ストックもPTSの「MOE ストック」。使いやすさは折り紙つきですが、特筆すべきはバッファーチューブとのクリアランス。ほとんどガタがなく、スムーズに伸縮します。さすがP(以下略)。
バッファーチューブ内には、ピストンと連動するリコイルユニットが仕込まれているため、ストック部は妙に重く感じます。

●メカボックス

リコイルショック機能搭載ということで、メカボは独特なもの。アッパーを外すと写真のような状態になります。
おや、ダミーボルトカバーとチャージングハンドルがメカボ側に残っていますね。
通常のver.2メカボを搭載するM4とは大きく違うのがここです。
動作に関しては異音がなく安定して動いていたので、特にメカボは分解はせずデフォルトのまま。初速も規定値内の数値でした。

ボルトカバーは発射に合わせて前後はしません。Hop調整時のみ開けることになります(ホールドオープンからボルトストップボタンでチャキッと前進する)。
しかし、ボルトカバーはもうちょっとモールドがあってもいいような。
内部のドラム式のHop調整ダイヤルが分かりますか?


リコイルショックのためか、各部の断面がブ厚いアッパー。単体で持つと重くてびっくりします。


ノズル先端は面押しタイプ。チャンバーに押し込んだ時にBB弾の位置が安定するので、命中率アップに貢献してくれそうです。やるなぁ、P(以下略)

●インナーバレル

アウターバレルは段差のない14.5インチ。16インチならより民間仕様っぽくなったでしょう。
真鍮製のインナーバレルは長さ390mm。フラッシュハイダーのぎりぎりまで伸びており、他社の14.5インチモデルよりも3cmほど長いですね。ガスチューブもちゃんと再現されています。
そして…。

ドラム式Hopチャンバーに加えて、チャンバーパッキンは2点支持タイプ
また、Hopチャンバーは樹脂製ながら精度は高めです。ドラム式なので、撃っていて緩んでくることが(ほとんど)ありません。クリックもカチカチと効きます。最近はこのタイプが主流になってきました。
このチャンバーだけでRM4の本気具合が見て取れるので、実射性能に期待です。

●マガジン

 

RM4のマガジンは専用品でP-MAG形状です。というのも、リコイルショック機能に加えてボルトストップ機能もあるため。
最終弾を撃つと動作が停止し、新たなマガジンを挿入してからボルトストップレバーを押します。こうしないと動作が再開せず撃てません。このため、専用マガジンはリップ部が延長され、後端にフォロワーに連動するボルトストップ用のレバーが備えられています。
ちなみに装弾数は次世代M4のような切り替え式で、60発か30発
専用マガジンは3本セットで40ドル前後です。

そして、実は従来形電動ガンのM4用マガジンも使えます(ボルトストップ機能は動きません)。
手持ちのマガジン、特に多弾数マガジンが使えるとなれば、サバゲにも安心して投入できますよね。

 

----スペック----
全長:790~875mm
重さ:3.3kg(マガジン・バッテリー含まず)
インナーバレル:390mm
メカボックス:オリジナル
バッテリー:ハンドガードイン(ミニバッテリーサイズまで収納可)
マガジン:60/30連スプリングマガジン(ボルトストップ機能対応)
初速:92.5m/s(G&G0.2gバイオ弾、気温24℃の屋内で10発計測の平均値)
価格:380USドル(香港での現地価格)

 

----実射----
屋内で約5m離れた位置からの結果です。
適正Hop似合わせて使用弾はG&Gの0.2gバイオ弾。
レプリカのT1タイプダットサイトを使いました。
ターゲット中心部の小さい黒円は直径40mmです。

出ました、ほぼワンホール!
ロングバレルと2点支持チャンバーパッキンによるものか見事な精度。ボディ全体の剛性が高い点もプラス要因と思われます。
動作も安定しており、0.25g弾での低進弾道も見事。気持ちよく撃てる銃です。

そして、最も気になるリコイルショックですが…

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お分かりいただけますか?
ぶっちゃけ、ガスブロどころか次世代M4以下、次世代AKくらいのリコイルです。
フルオートならともかく、セミオートだと何とも寂しい限りでプルっと震える感じ。
しかし、アチラ仕様のパワー(400fpsくらい)であれば、バネに比例してリコイルも強くなるハズ。1J規制の日本では、リコイルが少ないのは仕方ありません。
それでも通常の電動ガンに比べたら「撃っている感」は相当あります。あまり期待するとがっかりしますので、プラスアルファの機能と考えておいて下さい。

総合的に見ると、対リコイルショックのためか、全体の剛性感はかなりのもの。マガジンを挿した時の「チャキン」という音からして従来品とは全然違います。
その反面、補強のためか銃自体はちょっと重め。しかも、通常はパイプしかないバッファーチューブがリコイルユニットで重いため、重心が前後に散っているという…。1日抱えていると肩がこるかも?
ただ、メカボックスや全体の完成度は高く、品質や実射性能もかなりのレベルなので、「撃つと欲しくなる電動ガン」という印象です。
ちょっと変わったM4をお探しの方、こんなのはいかがでしょうか。

 

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WRITER PROFILE

乾 宗一郎

乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。...

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