戦争を語らなかった祖父の沈黙を孫が記録――戦後80年、家族の中に残っていた戦争の記憶を書籍化

書籍『不滅の絆』表紙。戦争体験を直接語れる世代が減る中、家族内に残っていた記憶を記録した一冊。

戦後80年、戦争体験を直接語れる世代は、今や限られた存在となっている。
かつては家庭の中に存在していた戦争の記憶は、語り手を失い、静かに社会の中から姿を消しつつある。
本書『不滅の絆』は、その「消えゆく記憶」の一端を、家族の中に残された形で記録した一例である。

著者は1982年生まれ。
終戦から37年後に生まれた世代であり、戦争を直接体験してはいないが、祖父母という存在を通して、戦争の気配がまだ生活の中に残っていた時代を知る「最後の接触世代」にあたる。
本書は、その世代が家族内に留まっていた記憶を、記録として残した試みでもある。

著者の祖父は、太平洋戦争期に航空母艦「瑞鶴」の通信伝令員として従軍したが、孫に戦争の詳細を多く語ることはなかった。
ただ、沈黙の中に存在していた時間や、生活の端々に残っていた痕跡が、家族の中で確かに受け継がれていた。
本書は、その「語られなかった時間」を掘り起こし、個人史としてではなく、時代の記憶の断片として記録したものである。

これまで戦争体験の継承は証言を通じて行われてきた。
しかし、証言世代が減少する現在、家族の中にしか残されていない記憶をどのように残すのかが新たな課題となっている。
本書は、その問いに対する一つの形として位置づけられる。

本書は歴史の解説書ではなく、「確かに生きていた」という感覚を後世へ手渡すための記録である。
戦争を語る言葉が失われつつある今、家族の中に残っていた記憶がどのように受け継がれ得るのかを示す事例となっている。

著者の祖父・西岡 稔。太平洋戦争期、航空母艦「瑞鶴」の通信伝令員として従軍。戦争について孫に多く語ることはなかった。

 

■ 著者情報
NISHIOKA(シンガーソングライター/著者)
戦争体験を語らなかった祖父の記憶継承をテーマに、音楽と書籍の両面で活動。
戦後世代として「語られなかった記憶」を記録に残す取り組みを続けている。
著書『不滅の絆 ― 忘れないことが祈りになる ―』は、家族内に残された戦争の記憶を記録した作品。

本書は、建国記念日にあたる2026年2月11日に電子版が公開され、翌12日に書籍版として刊行予定である。

本プロジェクトは、音楽制作レーベル Tune Factory(WINGROUP Inc. 公式サイト:https://w-solu.com)のもとで、シンガーソングライター NISHIOKA(https://nishioka.news/)と進められている取り組みです。


引用元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000132284.html


 

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