【コラム】サバゲーのゲームについて考えてみた! 第1回「フラッグ戦」

サバゲーと一言に言っても、ただエアガンで撃ち合うモノから様々な勝敗ルールがあるモノや特殊な条件があるモノまで千差万別あります。

「サバゲーって、どんな事するの?」
「貸切したいけど、どんなゲームしよう」
「普段と違う遊びがしたい!」

そんな声にお応えし、どんなゲームがあるのか。また、どんな時にプレイすると面白いのかなど、ルールはもちろん、オススメポイントや微妙なポイントまでゲーム毎に掘り下げて紹介していきます!今回ご紹介するのは・・・

最もオーソドックスともいえる「フラッグ戦!」

フラッグ戦は、多くのフィールドで繰り返し遊ばれているルールの1つで、今の日本で最もプレイされているゲームと言えるでしょう。

【フラッグ戦】
各チームが別の場所からスタートし、相手チームのスタート地点にあるフラッグを獲得した方が勝利となるゲームです。
各チームのスタート地点にフラッグを配置します。フラッグには一般的にホイッスルなどの音の出る物を使用し、獲得したことが離れた場所でも分かるようにします。
ヒットされたらフィールドから退場(フィールドアウト)します。
交戦によって人数が減り、最終的に相手フラッグに辿り着いてフラッグゲット!といったゲーム展開が良く見られますが、前線で激戦が繰り広げられてる最中、巧妙に潜伏しつつ裏から回り込んだプレイヤーがフラッグをゲットするような名プレーも飛び出します。
フラッグ戦

ここがオススメ!
・1回のヒットで終わってしまうので緊張感が堪らない
・フィールドを選ばず遊ぶことができる

ここが微妙…
・人数が少ないと交戦せずにフラッグを獲得できてしまう事がある
・開始直後にヒットされてしまうと残念な気持ちになる

フラッグ戦のバリエーション

オーソドックスかつ、繰り返し遊ばれているフラッグ戦は、バリエーションも多々存在しています。
本当に多くのバリエーションがある為、今回はその一部を紹介しましょう。
それぞれ違った魅力が詰まっていますよ。

【センターフラッグ戦】
各チームのスタート地点から等距離になるように配置したセンターフラッグを各チームで奪い合うゲームです。
フラッグを獲得した瞬間に勝敗を決する他、制限時間が終わるまでフラッグを確保していたチームが勝ちとするルールがあります。
通常のフラッグ戦と違い、ヒットされたらスタート地点で復活できるルールにしても楽しめます。
いずれのルールもスタートダッシュが肝になってくる場合が多く、スタート直前の緊迫感が魅力的です。また、センターフラッグ周りでの攻防は数多くのドラマを生む事でしょう!
センターフラッグ戦

ここがオススメ!
・同じフラッグを狙うので少人数でもゲームが成立しやすい
・復活アリなルールとしても楽しめる

ここが微妙…
・足の速さで勝敗が決する事があるので、身体能力差が顕著に出る
・フィールドの形状によってはセンターフラッグを配置しにくい

 

【攻防戦】
攻撃チームと防御チームを決め、攻撃チームはフラッグの獲得を防御チームは制限時間終了まで守り切る事を目指すゲームです。
このゲームでは防御チーム側だけにフラッグを配置します。攻撃チームがフラッグを取られて負けることはありません
双方のチーム共に、ヒットされたらフィールドアウトするルールの他、射撃戦では一般的に防御側が有利になりやすい事から、防御チームのみヒットされたらフィールドアウトし、攻撃チームはヒットされたらスタート地点に戻って復活するというルールで遊ぶことができます。この際、防御チームはフルオート可能、攻撃チームはセミオートのみという具体的な戦力調整もアリかもしれません。
一人、まだ一人とやられていく防御チームの仲間たち。絶望的にも思える戦力差で制限時間一杯まで守り抜いた時の達成感は何事にも代えられません!
攻防戦

【ここがオススメ!】
・各チーム毎に役割がハッキリする為、初心者でもやる事に迷わない
・目標地点が分かりやすく、少人数でも比較的ゲームが成立しやすい

【ここが微妙…】
・攻撃が苦手、防御が苦手など、プレイヤーの好みに沿わない時がある
・戦力調整をし過ぎると各チームのモチベーションが下がってしまう

この他にも、フラッグ戦には数多くのバリエーションが存在していますが、ローカルなゲームも含めると紹介しきれないので今回はこの辺で。

まさにサバゲーの基本ともいうべきフラッグ戦。
アナタはフラッグ戦、お好きですか?

※本記事は過去記事の内容を基に校正しています (2018.03)

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古谷 孝幸

とにかくラーメンが好き。味噌も豚骨も良いけど、やっぱり醤油。最近流行りのメガ盛り系は少し苦手です。タイ、香港、台湾などアジアの国を回ってきましたが、ラーメンの味もサバゲーのマナーも日本が一番ですね。

投稿者記事

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