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未分類 2017.12.03

帰ってきた酔っぱらい!狩野健一郎の「プロファイリングだよ! おっかさん!」Profile #5『デトネーター』

《WARNING》
本連載で取上げる映画作品は、必ずしも鑑賞を勧めるものではございません。

【タイトル】
『デトネーター』

「プロファイリングだよ! おっかさん!」――それは、筆者選りすぐりのB級アクション映画に登場する、ある1人の人物にスポットを当て、筆者自身が独断と偏見の眼でペロンとプロファイリング! 果てに炙り出されたその登場人物の赤裸裸な性向を、時には模範に、また時には反面教師として、我らが人生をサバイバルする上での糧に供そうとする試みである。

の中で“渋い”の定義は、「ダサいのが逆にカッコいい様子」のことを指す。ギャツビーのCMに出ている松田翔太なんかが、まさに私の中で“渋い”に分類されている。
さて今回ご紹介する映画は、ルーマニアの地で撮影が行われた、至極のアクション映画。ガンアクションやカーチェイスなどが好きな人には堪らない作品だろう。もちろん、そんな本作の主人公サニー・グリフィス(演:ウェズリー・スナイプス)のアクションも見どころの一つだ。任務のためなら冷酷にもなれるクールな彼だが、登場シーンはなんと武器商人のオカマに扮している。その様子はまさに“渋い”という言葉以外では表現できない。そんなことにも注目し、主人公サニー・グリフィスの真髄を探りながら、作品の理解をより深めていきましょう!

[Profile]
名前:サニー・グリフィス(ウェズリー・スナイプス)

性別:
年齢:45歳くらい
職業:アメリカ国家安全保障省職員
女性遍歴:バツ1、捜査対象者の妻と不倫し裁判沙汰に
血液型:恐らくAB型
身長:5’9”(175cm)

[グレート・ピックアップ・ポインツ!]
基本、仕事人間だ。
囮捜査の為ならおねえ言葉も操る。
「悪党を殺しても無罪」と信じて疑わない。
人が死に際に見る走馬灯を毎日見ると豪語する。
女に惚れっぽいのが玉に瑕。

[考察]
評価出来る「仕事一筋」といった性格は本人曰く、警官だった父親からの遺伝、らしい。
元陸軍特殊部隊という経歴から、ブービートラップ作りはお手の物である。
元CIAという経歴から、拷問にも精通。CIA時代に過去コロンビアでは悪党を「火あぶり」にするという残虐性も発揮している。これも「悪人殺害無罪」という信念が成せる業か?
今まで「いつも1人で殺しのゲームをしながら旅をしてきた」そうだ。物騒過ぎるので近づかない方がいいだろう。
夜の生活では、手錠や縄を使ったプレイを好みそうである。……一度試す価値ありか?

[補足]
日本では「スナイプスの大運動会」というロードショー企画の第2弾作品として公開された。
同企画の第3弾作品「7セカンズ」と本作の脚本は同じマーティン・ホイーラーで、舞台も同じルーマニアである。
同企画の第1弾作品「ザ・マークスマン」も、設定上の舞台はロシアだが、ロケーションは同じルーマニアである。
つまり以上3作品はほぼ同時期に一気に撮影したと思われる。
その証拠に、劇中登場するグリフィスの身元照会写真は『ザ・マークスマン』でも使われたものである。

[総評]
一時期、私がこっそり“ハリウッドの真田広之さん”と呼んでいたほどの、高い身体能力が魅力のウェズリー・スナイプさん主演のアクション・スリラー。
そつなくガンアクション、マーシャルアーツ、そしてカーチェイスと三拍子揃えてみせた、アクション映画の鑑の様な仕上がりに好感が持てます。
ロケーションがルーマニアなのは、製作コストを抑える為と、恐らくアメリカほどうるさくない撮影規制を考慮した上での判断でしょう。その甲斐あってか、街中をガリゴリ削りながら疾走するカーチェイスのクライマックス。トンネル内の爆破シーンでは、火薬をサービスし過ぎたか、トンネル出口に立っていた作業服姿の2名のエキストラが、迫真の演技を披露「命からがら」っていうのはきっとああいうことを言うんでしょう。

 

 

【映画タイトル】
『デトネーター』

【作品・DVDデータ】
2006年/アメリカ/原題:THE DETONATOR/96分/発売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/発売日:2010年2月3日/価格:1,522円
監督:レオン・ポーチ
脚本:マーティン・ホイーラー
出演:ウェズリー・スナイプス、シルヴィア・コロカ、ティム・ダットン、ウィリアム・ホープ

【STORY】
武器密売組織を追いルーマニアのブカレストに潜入した国家安全保障省のエージェントのグリフィス(ウェズリー・スナイプス)だったが、取引の最中に何故か身元がバレ、仕方無くその場にいた数名の悪党を殺害した挙げ句、駆けつけた警察に逮捕されてしまった。その窮地を救ったのはCIA時代の元同僚シェパード(ウィリアム・ホープ)だった。ところがタダというわけにはいかず、グリフィスはシェパードから、釈放の為の身元の保証と帰国の便の席をファーストクラスにアップグレードする代わりに、ある女の護送をするよう頼まれるが……。

【映像リンク】

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WRITER PROFILE

やまだ ぞんび

やまだ ぞんび

長い歴史をもつミリタリー雑誌『コンバットマガジン』のチームの一人。人生のモットーは「いきなりホームランを打てるバッターなんていない」。徐々に徐々...

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