『バトルフィールド』で楽しむガチな銃撃戦(シューティング)を解説

※本記事は過去記事の内容を基に校正しています

今回紹介するのは『バトルフィールド4(以下、BF4)』『バトルフィールド ハードライン(以下、BFH)』の目玉とも言うべき「オンラインマルチプレイ」。

「マルチプレイ」はいわゆるネットワークを介した対人戦、さまざまなゲームモードで対戦プレイが楽しめる。最大64人が参加でき、2つのチームに分かれて勝敗を競い合うのだ。
ビッグスケールな戦場で戦争映画のようなドラマが楽しめる『BF4』と、警察VS犯罪者のスリリングな駆け引きを楽しめる『BFH』の「オンラインマルチプレイ」の魅力をお伝えしたい!

市街地で比較する『BF4』と『BFH』のオンラインマルチプレイその1
『BF4』のダイナミックなガンファイト

今回ご紹介する『BF4』のマップは「DAWNBREAKER」。
香港の街をモデルにした大規模市街戦マップで、米軍と人民解放軍が激戦を繰り広げる。歩兵だけでなく戦車やヘリ、戦闘機まで用いることができる。
コンクエストモードでは、画像内でA~Eまでの数字が記されている地点を敵よりも多く占領し、チケット(画像内で、中国(CN)が329、米軍(US)が714となっている数字)を削り合っていく。

 

さっそく試合に参戦し、手近な場所を攻めに行ってみるとそこで繰り広げられたのは壮絶な屋内戦。隣で戦っていたプレイヤーが突如として銃弾に倒れるなど、油断すると瞬殺されるヒリヒリしたサバイバルの雰囲気を思いきり味わうことができるだろう。
今回入ったサーバーでは、筆者の参入した中国軍がかなりの劣勢で、屋内戦では次から次へと味方がやられていく……。

やられてばかりでも悔しいので、味方の駆る戦車の機銃座につくことに。中国の第3.5世代戦車の99式戦車に乗せてもらった。

強力な兵器に乗り込み戦場を蹂躙!

歩兵に対して圧倒的な制圧力を発揮する戦車。搭乗していたプレイヤーが優秀だったこともあり、機銃座の筆者はキルアシストポイントが大量に手に入っていく。主砲や機銃の射程は長く、素直な弾道を描いて飛んで行くため、腕前次第でかなりの遠距離からでも命中させることができる。

とはいえ、戦車の本分を忘れてはならない。味方の盾として先頭を切って敵陣に突入し、制圧するのが本来の仕事だ。圧倒的な主砲の威力や装甲は、歩兵にとってとても心強い存在。だが、戦車にも弱点はある。正面装甲は歩兵からの攻撃に対してほぼ無敵の硬さを誇るが、現実同様に背面と真上からの攻撃にはかなり弱い。こっそり隠れていた敵からRPGを命中させられ、壊されてしまうということもある。プロの戦車乗りに要求されるのは、大胆さと用心深さの絶妙なバランスだ。

戦車からいろいろあって降りざるをえなくなった(ぶっ壊されました)ので、次はヘリに便乗。そこで乗せてもらったのは、AS350エキュレイユをベースに中国で開発されたZ-11Wだ。戦闘ヘリに比べて装甲は薄いものの機動力で勝り、ミニガンやミサイルによる対地攻撃力は侮れないものがある。横の席に座らせてもらった場合は、RPGやLAWなどの対車両兵器を使い、共に地上攻撃を行うのもあり。

多種多様な兵器が戦場を往来するBF4のコンクエストモードは、まさに体験する戦争映画そのもの。恐怖すら感じる音響の丁寧さなども含め、ぜひ体験していただきたい。

市街地で比較する『BF4』と『BFH』のオンラインマルチプレイその1
『BFH』のコンクリートジャングルを駆け回れ!

続いてご紹介するのは最新作『BFH』のコンクエストモード。『BF4』に比べると、スケール感が小さい印象があるが、プレイフィール自体はグッと密度感あふれる戦闘が堪能できるのだ。

『BF4』のコンクエスト同様、陣取り合戦を行っていくのだが、敵との遭遇率が高くなっている。交戦距離の短いマップが多いので、ライフルだけではなく、ショットガンなどの接近専用武器が大活躍するだろう。

乗り物も、画像のようなストリートバイクから、警察用の装甲車両(このあと轢かれました)まで、いままでの戦車や戦闘機などと比べて新鮮な乗り物が次々と登場する。今回は犯罪者側でプレイしたため乗れなかったが、常にごきげんな音楽の流れている警察用車両の心強さはなかなかのもの。

サバイバルはノンストップ。「ホットワイア」で駆け抜けろ!

続いて紹介するのは、本作から登場した「ホットワイア」モード。ようは陣地が移動するコンクエストモードのようなもので、指定された車で走り続ければ走り続けるほど、ポイントがもらえるという、「四の五の言わずに走れ!」という偏差値の低すぎるモードだ。プレイヤーたちは常にノリノリの曲を聞きながら疾走することになる。ちなみにこのロード画面からして、『BFH』の警察VS犯罪物な雰囲気を演出しようとするこだわりが感じられ、否応なしに「やったるでえ!」という気持ちにさせられる。

リスポーンすると、そこは人様が乗るバイクの後部座席。ひたすら走り続け、敵が乗っている車両を見つけたら、ポイント稼ぎを阻むためにぶっ壊すのだ!

せっかくなので、筆者も車両に乗ってみたが、これがなかなか楽しい。
『BF4』では緊張を強いられる戦闘が中心だけど、『BFH』は解放感と爽快感があふれる戦闘をたっぷりと味わえる。警察と犯罪者が車をぶつけっこしたりと、なんとなく『グランド・セフト・オート』シリーズを思い出させる楽しさ。

無事ホットワイアの指定速度に達したものの、目の前に敵車両……!
このあとどうなったかはともかくとして、ホットワイアの走りつつ味方を守り、敵を妨害していくという楽しさは、ぜひ体験していただきたい。「静と動」ではなく、「動」だけのサバイバルな戦場というのも、たまには悪くないものだ。「なるほど、警察物のカーチェイスを『BF』シリーズとして表現しようとすると、こうなるのか……」と、なかなかに興味深いゲームだった。

ざっとシリーズ最新の2作を比較させていただいたが、いかがだっただろうか?
次回は、いよいよBFにおいて戦場の華である銃達を紹介。おすすめの武器やリロードモーションなど、そのかっこよさを余すことなく解説していきたい!

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志田英邦/山田幸彦(sashimi)

寝ても覚めても編集とライター。ぼんやりして1日中映画とゲームとアニメばっかやったりみたりしてる志田英邦と、銃をぶっぱなす映画とサバゲ―と洋ゲーが好きな山田“チュチュミィ”幸彦です。sashimiという名前の編集をしたり原稿を書いたり宣伝をしたり映像をつくったりするチームです。いつも新鮮なネタをお届けします! 

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