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【独占インタビュー】UOスタイリングの始祖、fujiwara氏が「UOの今」を語る~前編 VALTAC新製品情報もあり!【VALTAC】


投稿者:乾 宗一郎

※本記事は過去記事の内容を基に校正しています

サバゲを始めてしばらくすると、それなりの装備が欲しくなったりスタイリングにこだわる人がいます。基本となるミリタリースタイルはもちろん、民間オペレーター風やスポーツウェアでゲームする人もいますね。

そんな中、ここ数年で耳にする機会が増えたのが「UOスタイリング」
UOは「Unkown Operator」の略で「所属不明」という意味。ミリタリーでありつつもどこの軍隊でもない、ちょっとアヤしい雰囲気が魅力のスタイルです。

このUOスタイルを提唱したのがDAZZLED EYES DESIGNSfujiwara氏
『コンバットマガジン』『ミリスマ』での記事を興味深く読んだ人も多いのではないでしょうか。

今回はそんなUO界の元祖であるfujiwara氏に「UOのルーツ」をお聞きしました。


-もともと子供の頃からミリタリーは好きだったんですよ。
10代の頃からエアガンはいくつか持っていましたが、サバゲをやったことはなかったです。当時はフィールドもそういった情報もほとんどなかったですからね。

そんな中、20歳くらいの時に沖縄に行く機会があり、現地のサープラスショップに行ったんです。それこそお婆ちゃんが1人で店番しているような小さなお店。
そこに当時は珍しかったタクティカルベスト(放出品)があり、一目見て「これはカッコいい!」と即買いしましたね。確か数千円だったと思います。

このタクティカルベストが、fujiwara氏の人生を変えるきっかけになったといいます。

-地元に戻り、当時まだ黎明期だったインターネットで同年代のミリタリー好きな友人ができました。彼らはサバゲをやっていたので、「じゃあ今度オレも混ぜてよ」と沖縄で買ったタクティカルベストを着て、初めてゲームに行ったんです。フィールドは河原で、今から15年位前だったかな。
そしたら、その友人たちのスタイリングがやたらとカッコよかったんですよ。
当時見たこともないLBTやイーグルのチェストリグを着ていたり、使っているエアガンもペイントされたもの。「銃が茶色い!」って驚きました。

その時、彼らが僕のベストに注目してくれたのが嬉しかったですね。ABA(American Body Armor)社製のかなり珍しいものだったんです。

単に「カッコいいから」と買ったベストがそんなものだったとは。ちょっと運命的なものを感じたfujiwara氏は、ここから装備品をこだわって集め、そしてそれを使うサバゲにハマっていったとか。同じような趣向の仲間とのサバゲだったそうです。

-そのABAのタクティカルベストは当時でも最新のものではなく、さんざん使い込まれて放出品として出たもの。どちらかといえば、この時代に目ざましく進化した装備品の主流からはちょっと外れたものなのでしょう。
その「マイナー感」というか、みんなが追いかける「最新モードでない」ところに強く惹かれましたね。元々マイナー志向なのかもしれませんが、ミリタリーにおいてもそういったオールドスクールな装備品やスタイリングが好きなんです。
自然とその手のモノを中心に集めるようになりました。

そういった嗜好もあって、独特なUOスタイルにつながっていったそうです。

-「ちょっと古くてマイナーな装備」を手に入れたとするじゃないですか。で、それをサバゲで使いたい・・・でも、実際に使われていることは間違いないのに、証拠となる写真がほとんどなかったりするんです。どういう状況で何と組み合わせて使われたのかが分からないんですね。
となると、開き直って空想で補うのですが、それには「本当にありそうな説得力」が必要になります。
こうして生まれて、それが発展したのが「UO」なんです。

見えないところを後付けで補い、「いかにもありそう」な雰囲気を持った「見たことのない部隊」。文字通り所属が分からない集団のイメージです。

fujuwara氏はこのコンセプトで、今や伝説となったフリーペーパー「ANTIVANILLA」を世に出します。

-これは完全に自分の趣味で作ったフリーペーパーで、全部で4冊出しました。
この中で大々的に「UO」、当時はまだ「所属不明」でしたっけ。これを前面に出しています。
幸い、2号あたりから反響があり、「こういったスタイリングに興味を持っている人は意外といるんだな」と感じました。

ただ、装備を好き勝手に組むと説得力(リアリティ)がないため、それっぽい状況を想定して、詳しい人にも「あー、これならありそうだね」といわれるような要素を入れています。

ANTIVANILLAを契機に「所属不明」スタイリングが徐々に広まっていったといいます。そしてそれは名前を変えて「UO」と呼ばれるようになり、今や完全に市民権を得たといっていいでしょう。

-実在はしないけど、あってもおかしくないリアリティを持ったスタイリング、それがUOと考えています。チェストリグとか実物じゃなくても、例えばレプリカでもそれに説得力があればUOたり得るんです。
そういった意味ではサバゲのビギナーの人にもカタチとしての敷居は低いかもしれませんが、逆にリアリティという面では苦労するかも? そんな時はスプレーなどで汚したりして使い込んだ感じを出すのもいいですね。

そして2014年、fujiwara氏はUOをコンセプトとしたオリジナルブランド「VALKYRIE TACTICAL」、通称「VALTAC」を始動します。

-基本的に自分が「こんなのあったらいいな」「欲しいな」というアイテムを現実化しています。これがUOスタイリングの教科書!とまではいいませんが、十分活用できると思います。

今やfujiwara氏の手を離れ、独自に発展しつつあるUOスタイル。
しかし根底にあるのは「リアリティ」と「所属不明」感。それは変わりません。
日本のサバゲ界において決して主流ではありませんが、そのスタイリングに魅せられた人は確実に増えつつあります。

本邦初公開! VALTAC最新情報

今までチェストリグやプレートキャリアといった装備が主流だったVALTACですが、今回追加されるのは「VALTAC Combat Shirt」
プレートキャリアなどの装着を前提とした、動きやすいコンバットシャツです。

流行りのデジタルパターンではありません。ブルーを主体とした見たことのない配色パターンになっています。

独特の迷彩パターンはHyperStealth社の布地を使用したもの。
ボディのTシャツ部はダークアース(ライトブラウン)。

快適さを重視して、首元のファスナーが正面ではなくナナメに設置されています。

カラーのフラップはドットボタンで固定します。

アーム部はベルクロスペースの下にフロントジッパーのポケットスペースがあります。

あえて何もパッチを貼らないというのもよさそうですね。

袖口の調整用フラップも独特な形状。

ここはベルクロで細く締めることも可能です。


まくったソデをドットボタンで留めるストラップも内側に設けられています。

海外製のコンバットシャツよりも気持ち細めなライン。

サイズはS/Mサイズで価格は45,000円5月中旬の発売を予定しています。

このコンバットシャツはUOスタイリングに使えるだけでなく、ちょっと変わったセットアップを模索している人にもオススメしたい一品。日本人の体型に合ったシルエットなのもポイントです。
今回は特別にREALMENTさんにて先行予約が行えます。

※次回は「VALTACの目指すもの」をお送りする予定です。ウワサのポーランド特殊部隊「GROM」の話題も?

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WRITER PROFILE

乾 宗一郎

乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門...

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