【装備レビュー】軽量で動きやすいシンプルなプレートキャリア・Velocity「Low Viz Carrier」レビュー!

ちょっと本格的にサバゲを楽しもうと思ったら、まず欲しいのが装備関係
軽さや動きやすさを意識するとチェストリグになりがちですが、よりミリタリー色を打ち出せるプレートキャリアもオススメです。
「でもかさばるし動きにくいんでしょ?」という向きもありますが、中には「そうでもないプレートキャリア」もあります。

それが今回紹介するVelocity Systems「Low Viz Carrier」
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その名前の通りLow Vizな(low visibility=目立ちにくい)プレートキャリア。
全体的にシンプル+薄手の作りで中に入るプレートは専用品になっています。
本体上部の左右がグッと絞り込まれていて、腕の可動範囲が広くなっているのがポイントです。

Velocity Systems Low Viz Carrier
カラー:マルチカム・コヨーテブラウン
重さ:570g
素材:500Dコーデュラナイロン
サイズ:M
価格:44,300円

機能的に注目なのは着脱可能なカマーバンドとそのカバー(サイドプレートポーチ)。
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カマーバンド本体は幅広のエラスティックバンドですが、そこに被せるように「サイドプレートポーチ」が付属します。

まずこのポーチは、文字通りサイドプレートを入れることが可能。
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プレートスペースはベルクロ式です。

そして内側にはエラスティックバンド製のマガジンポーチがあります。
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片側に2本ずつ収納可能。
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装着時はボディ側面に位置するため、抜きやすさはソコソコですが、他の装備と干渉しにくくなっています。
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Low Vizの名前の如くジャケットを着れば完璧に隠匿できるポジションでもあります。

また、表から見える位置のメスベルクロはマルチカムパターンのもの。
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カマーバンドは前後ともベルクロ固定で、それぞれ表側はこのベルクロになっています。
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意外と大きな面積を占めるベルクロまで同色パターンというのは迷彩効果から見ればありがたいところです。

本体前面には特にモールテープはありません。
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側面にマチがないので非常に薄くできています。
胸部のベルクロスペースもなく実にシンプル。

左右にあるバックルで、チェストリグをダイレクトに装着することができます。
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このバックルの間隔は最近では一般化している規格。マガジンをいっぱい装備したい時は好きなチェストリグ(MayflowerやHSP・D3など)を選べるのが便利です。

プレートはオリジナルサイズ専用。
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写真ではA4サイズのパンフレットやカタログをいくつか差し込んでハリを出しています。厚さ1cmほどのウレタンスポンジでもいいでしょう。

ショルダーストラップは極薄でクッションなし。
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一般的なプレキャリよりも細いストラップで、フィット感に優れます。
あまり重いプレートを入れる前提ではないのでしょう。

内側にあるナゾのエラスティックバンド。
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無線機のコード用? 詳細は不明です・・・。

では、実際に装着した様子をどうぞ。
モデルの女性は身長150cm台でプレートキャリアのサイズは「M」です。
まずはサイドプレートポーチを外した最もシンプルな状態。
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小柄な女性でもカマーバンドを詰めれば、ほどよく装着できました。

次にサイドプレートポーチを付けた状態。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA多少余裕を持って装着できます。
こう見ると女性でも持て余さずに着用できるプレートキャリアといえますね。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
本体背面は左右が肩甲骨の動きを妨げないよう大きくえぐられているのが分かります。ショルダーストラップを短く調整すれば、ウエストラインぎりぎりの位置に合わせられました。

全面のベルクロ部にマガジンポーチを増設したパターン。
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HighGroundの「7.62 Mag Pouch Insert」は、本来SCAR-HやM14のマガジン×2本用ですが、ARマガジンにも対応しています(価格は3,900円)。
前面へのポーチ増設によって本来のスマートさは控えめになってしまうものの、サバゲではこの方が使いやすいでしょう。

とにかく薄くて軽いプレートキャリアで、ゴリゴリのミリタリーというよりはLE系装備に似合いそうな印象です。とはいえ、チェストリグやマガジンポーチなどと組み合わせればちょっとした積載量に。
スタイルを選ばずオールマイティに使えるプレートキャリアといえるでしょう。
特にサバゲではフィールドやゲーム内容に合わせて組み替えられるので便利に活用できるはず。
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実物装備の中ではそこまで高くないため、「そろそろ本格的な装備で決めたい!」という人はぜひ導入してみてはいかがでしょうか。カラーは万能のマルチカムがオススメ。
また、今回の着用モデルのように小柄な女性でも持て余さずに着用できるほどコンパクト。女性はもちろん荷物を減らしたい電車ゲーマーなどにも向いています。

問い合わせ先 REALMENT
公式web

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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