【コラム】サバゲーマー視点で考えた中古ショップの活用法


サバゲーマーにもいろいろなタイプの人がいますが、銃好きで、いろいろなエアーソフトガンを楽しみたい!という方もいます。
経済的にゆとりがあって、「気になったものは全部買う!」という御大尽な方ならまだしも、限られた予算でいろいろな銃を楽しみたいという人なら、中古品を扱うショップさんが頼もしい味方になってくれます。

そんなワケで今回は、モデルガン、エアーソフトガンなどの買い取りと中古販売を行っている「ジャングル大阪日本橋店」の店長さんに、サバゲーマーの視点に立った中古ショップの活用法をアドバイス頂きました。

ちなみに今回取材にお邪魔したのは、ジャングル大阪日本橋店さんは、西日本を代表する電気街&サブカルチャータウンである日本橋にある店舗で、本店
さばなび読者的には、モデルガン、エアーソフトガン、戦車・戦闘機・艦船などのスケールモデルなどの買い取り&中古販売コーナーが見どころ。

他にも特撮ヒーローや、アニメ、美少女のフィギュアやトイを扱い、多種多様な趣味のアイテムが集まるお店です。

●買い取り→新品購入→買い取りのサイクルで軍資金の確保
クルマやバイクを趣味にしている人もそうですが、どうせ新しいものが欲しくなるから、最初から買い取りしてもらうことを前提に丁寧に使ってなるべく高値で引き取ってもらって、次の購入のための軍資金にするというのは、銃好きのサバゲーマーにも当てはまります。

なら、エアーソフトガンの場合、どんなものが高く売れるのでしょうか?
どの銃が高い、安いというのは、相場も関係してくれるので一概にはいえませんが、誰でもできる注意点としては下記の3点。

1. 箱をとっておく
2. 付属品を欠品なくとっておく
3. 違法な改造はしない

まず、1つ目の箱をとっておく。
中古ショップは、お客さんから買い取ったものを、別のお客さんに商品として販売するというビジネスです。
あるお客さんには不要なものでも、別のお客さんにとっては探し続けた宝物でもあることも少なくありません。

その場合、商品の素性を証明してくれる箱は、きわめて重要なアイテムとなります。
どこのメーカーの、いつ頃の製品なのか、そして模倣品などではないか、その判断の指標となりうるのが箱なワケです。

もちろん買う側の立場になって考えれば、剥き出しで売られているよりは、キレイに箱に入って売られていた方がほしくなりますよね。
それゆえに箱は大事なワケです。

次に付属品をとっておく。
エアーソフトガンを買うと必ず付いてくる、あの細長い棒。銃口のお掃除などに使うアレです。
複数の銃を持っている人だと、1本あればいいので意外とその必要性を忘れてしまいがちですが、買い取りに出す場合は大切に保管しておきましょうね。

中古ショップに来るお客さんは、決して熟練者や筋金入りの銃好きサバゲーマーだけとは限らないからです。
中には、サバゲーに興味があるけど、いきなりフルセット新品で揃えるよりは、まずは手頃な価格で買える中古品で自分に合った銃を探してみようかなというビギナーの方も来るからです。
そうした人の場合は、中古品とはいえ、欠品のないものを買いたいと思うのが人情です。
あの棒以外にも、ノーマルマガジンだったり、取り扱い説明書だったり、新品で買った時に箱に入っていたものは欠品なくとっておくと買い取り査定してもらう時には有効です。

そして3つめの違法な改造はしない。
ごくごく当然のことですが、違法な改造が施されたものは買い取りはしてもらえません。
ただし、適法な改造に関しては故障など動作に問題がなければ査定には影響しないのでご安心下さい。

ちなみにエアーソフトガンにおいては、2006年に銃刀法の改正により、2006年以前の市販品とそれ以降の市販品では法律で定められた規制値が変わっています。
現行法に照らし合わせると、2006年以前の規制値で作られたものは市販品であっても違法なものであり、所持も禁止されているので「違法品」の扱いになります。

●ワンランク上の査定アップ&お買い得買い物術

銃好きの人なら、買ったままの状態のいわゆる「スッピン」状態ではなく、部分的にパーツを買い換えていたり、サイトやスコープといった光学機器をつけている人も少なくありません。先ほど、箱や付属品など買ったままの状態が望ましいと書きましたが、銃のパーツ交換や付属品を増やしている場合は、わざわざスッピン状態に戻す必要はないと言います。

ジャングルさんの場合は、パーツや付属品も含めて査定してくれるので、高価な光学機器をつけていたりすれば、その分買い取り額も上乗せされます。
可能なら、パーツや付属品に関しては、どこのメーカーか、どこのショップで買ったか、そしてどこを買えているのかなどを、買い取りに来たお客さんが把握していた方がより話は早いとのこと。
この辺は、ホビー系に特化した中古ショップである「ジャングル」さんの強みといえるでしょう。

また、買い取り額、販売額に関しても、定期的に相場の見直しが行われています。
流通状況や、社会的な背景によっても値段の変動があるので、お店のWebサイトなどでマメにチェックしていれば、自身で相場を読んで、より高く買い取ってもらったり、より安く購入するといったことも不可能ではありません。

中古ショップを頻繁に活用している人にとっては、当たり前のことかもしれませんが、まだ中古ショップを活用したことがないというサバゲーマーの皆さんはぜひ上記の点を考慮して活用してみて下さい!
より充実したサバゲーライフが送れると思います。

取材協力:ジャングル大阪日本橋店(本店)
URL:http://jungle-scs.co.jp/
所在地:大阪市浪速区日本橋3-4-16
大阪日本橋店をはじめ、東京・秋葉原に2店舗、福岡・小倉に1店舗(大阪・新世界にキン肉マン関連のグッズを扱う「マッスルショップ」もあり)を構え、Webショップでは、日本国内及び海外を対象にした販売・買い取りを行っている。

最後に店内も紹介しましょう!

モデルガン・エアーソフトガンコーナーに陳列された製品には非売品のレアアイテムもチラホラ。

スケールモデルの売り場には、国内有名メーカーから、海外のレアなメーカーの製品まで多数陳列されています。

デアゴスティーニの分冊シリーズのフルセットなんかも売られています。

店内を見て回るだけで、ちょっとした宝探し気分が味わえます。さらに目利き力がついてくれば、より楽しい買い物ができるはずですよ!

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横須賀 敦史

1978年生まれ。酒(ウィスキー&ラム)とプロレスとバカ映画をこよなく愛す中年男子。サバゲーでは、ついつい前に出たくなり、わりとソッコーでヒットされてしまうのであまり戦力にならない。記者歴は丸13年(2014年現在)で、撮影と執筆担当。取材に行くのが三度の飯と同じくらい好き。学生時代は戦場カメラマンになりたかったが、「サバゲーを撮る」という、とっても安全かつピースフルな形で夢を叶えた。

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