【ターゲットは高校生】本格スポーツシューティングトイ「Nerf(ナーフ)」新商品「Rival(ライバル)」が登場


米玩具大手ハズブロは14日、本格スポーツシューティングトイ「Nerf(ナーフ)」ブランドの新商品、「Rival(ライバル)」を発表しました。

毎年恒例の北米インターナショナル・トイ・フェア(2月14~17日、ニューヨーク)開催に先駆けて初披露されたもので、価格は高性能のブラスター銃が50ドル(約5960円)、競技用フェースマスクが15ドル。チーム分けしやすいように赤、青2色が提供され、ペイントボール(サバイバルゲーム)に似た遊びが楽しめる。
ナーフは1969年の発売以降、7~14歳の男児向け玩具として知られてきた。2013年発売のアーチェリーをテーマとした「Rebelle(レベル)」は、主人公の女性が弓矢で活躍する「ハンガー・ゲーム」の本と映画のヒットを背景に女児にも受け入れられてブレークし、ウォルト・ディズニーの「アナと雪の女王」、世界最大の玩具メーカー、マテルのバービー人形に次ぐ米国内3位のブランドに成長した。昨年度のナーフ・ブランドの出荷は30%余り増えて、ハズブロの総売り上げの増加に寄与。ライバル会社のマテルは昨年度の総売り上げが減少している。
だが高校生世代はナーフで遊ばず、スポーツやグループ活動に従事。また、スマートフォンやタブレット端末の利用が増え、遊びに費やしていたかもしれない時間まで侵食しており、この世代をナーフにつなぎ留めておくことがこれまで以上に重要視されている。ハズブロのグローバルブランド戦略・マーケティング部門バイスプレジデント、マイケル・リッチー氏は「高校生はハイティーン向けの体験を探し求めている」と言い、その視点が同世代の心に訴えるチームプレーに根差す玩具開発の糸口となった。
ナーフは「トランスフォーマー」や「マイリトルポニー」と同様、ハズブロのオリジナルブランドで特許使用料を支払う必要がないため、売り上げの堅調な推移は同社にとって非常に良い兆候だ。ライセンス商品には特許権者変更のリスクがある。マテルが経験することになるが、16年に同社の持つディズニーのプリンセスシリーズやアナ雪ブランドの生産ライセンスが終了して、ハズブロに移転する。(ブルームバーグ Matt Townsend)

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さばなび編集部

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