【初心者応援企画】エアガンのアクセサリー、ドットサイトやライトは何を選んでどこに装着する?

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先日アップした「【初心者応援企画】エアガンのアクセサリー、ナニをドコに装着すればいいの?」という記事が好評につき、今回はその続編、アクセサリーの具体的な種類や正しい装着位置について語ってみたいと思います。

とはいえ、今回の記事も「絶対こうだから!」というものではありません。結局はアクセサリーであり、使いやすいと思うものを好き勝手にくっつけても間違いじゃないわけです。
ただ、実銃を模したエアガンである以上、一定の「お約束」や「キホン」というものは少なからずあります。リアルさ重視で慣例にならうか、割りきって自由に装着するのか。その辺りはお好みでどうぞ。

●フラッシュライト
タクティカルやミリタリー仕様のロングガン(ライフル)での必須アクセサリーといえばフラッシュライト。高輝度の白色LEDが普及したためか、民間でもミリタリーでもだいたい装着されています。
サバゲだと夜戦やインドアゲームはもちろん、野外フィールドでも砦や建物への突入時に役立ってくれる実用性の高いアクセサリー。明るさは150~200ルーメンもあれば十分です。

ウエポンライト
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銃のレイルスロットに装着するのが前提のフラッシュライトです。このタイプはもともとハンドガン用が多かったのですが、切れやすいテープスイッチが不要、点灯がワンタッチなどの使い勝手のよさからライフルへの装着も増えています。
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多少かさばるためか、上面あるいは下面レイルにマウントすることが多いようですが、最近では下の写真のように専用マウントを使ってナナメの位置に装着するのが流行りです。
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ライトマウントタイプ
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写真は両方とも小型なのに明るくて人気の高いSurefireのM300(レプリカ)ですが、それぞれ違うレイルマウントを組み合わせています。
これはラルータイプのクイックリリースマウント。
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ネジをぐりぐり締め込まなくてもレバー動作で着脱が簡単にできます。

マウントリングタイプ
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上面レイルを使い、ナナメ上(1時あるいは11時の位置)にハンディライトを固定する方法がこれ。写真はレイルスロット用のオフセットマウントです。
テールスイッチがあるハンディライト(おしりの部分を押してON/OFFするライト)に合ったマウントリングがあれば簡単に装着できます。

●光学機器
もう1つ、サバゲでも欠かせないアクセサリーとなったのが光学機器。
特に無倍率でLEDの光点(ドット)で狙うドットサイト(ダットサイト)は、今やサバゲフィールドでは必需品の1つといえるでしょう。
なお、ドットサイトはLED点灯のために電池が要ります。100均にあるボタン電池を使うモデルがほとんどですが、交換方法と電池の種類は製品ごとに違うので購入したら必ず付属の取説で確認して下さい。特に本体付属のボタン電池は動作確認用ですぐに切れます。

チューブタイプ
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compM2/M3タイプのドットサイトは使いやすくて安価なので(実勢価格で1万円以下)ユーザーもいっぱいいます。
ただ、注意点は単体では装着できずマウントリングが必要ということ(付属するモデルもあります)。上の写真では左が低いローマウント、右が高い位置用のハイマウントを組み合わせています。
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装着は上面レイルのやや前寄りがベスト。
もともと倍率がないドットサイトは片目で覗きこんで使うものではないため、両目で見た時に意識せず視界に入るちょっと前方に付けるのがベストなのです。

小型タイプ
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昨今人気の高いのがこのタイプ。左がT1レプリカ、右がRMRのレプリカです。
慣れてくるとわかりますが、ドットサイトは小径でも何ら不自由ありません。となると、ちょっとでも軽くてかさばらないこのタイプが人気なのも分かります。

特にT1タイプは大人気。
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写真はナイツタイプのハイマウントと組み合わせた状態。これも前寄りに装着しましょう。
ミリタリーでも民間でもスタイルを選ばずよく似合うオススメのドットサイトです。

さばなび的には「2015年はコレが来る!」と思っているのがRMRタイプ。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
やはり写真のようにマウントをかませての装着が基本になりますが、超小型でめちゃくちゃ軽いRMRは、実銃の世界でもすごい勢いで広まっています。
同じようなドクタータイプと合わせて、リアルさ重視の人を中心に流行するのでは?

ズームスコープ
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倍率のある光学照準器がスコープ。写真左は一般的な高倍率ズームスコープ、右のようなタイプは特にショートスコープと呼ばれる低倍率モデルで、両者ともオフセットマウントと呼ばれる前寄りに装着するためのマウントと組み合わせています。
倍率があるので遠距離や精密な射撃が可能になりますが、とっさに構えて狙って撃つ!という状況には弱いこともあり。そしてその性能をいかすには、ゲーム前にしっかり照準を合わせておく必要があります。

ズームスコープは長くて重め。
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基本的にアイリリーフ(接眼レンズと目の間の適正な距離)によってどの位置に装着するのかは決まってしまいます。
通常は4倍前後の低倍率で索敵や射撃を行い、ここぞ!という場面でズームによって倍率を上げるのが基本的な使い方です。

使いやすいのはショートスコープ
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アイリリーフは長めですが、低倍率のショートスコープはオススメの一品です。特にレティクル(照準線)発光機能があると低倍率+発光レティクルでドットサイトのように使用しつつ、イザとなればズームアップで精密射撃というオールマイティな運用ができます(←すごく便利です)。
なお、レティクルが光るモデルはドットサイトと同じくボタン電池が必要です。

ボルトアクションライフルには大口径の高倍率ズームスコープがオススメ。
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写真はM1レプリカの4~12倍タイプで、リングマウントを使って搭載しています。一発必中のボルトアクションスナイパーはこの手の大口径ズームスコープの愛用者が多いですね。
もちろん射撃時だけでなく、相手の様子を探るなどの用途にも使えますが、そのサイズなりに重いのは覚悟しましょう。照準調整も念入りに行わなければ意味がありません。

というわけで、今回はサバゲでも役に立つフラッシュライトと光学機器の選び方と装着について述べてみました。
両者ともレイルスロットに装着するのが基本ですが、最近流行の軽量ハンドガードでは上面レイルしかないモデルもあり。この場合は、まずオプションの後付けレイルを必要な位置に付け、そこへアクセサリーを装着することになります。
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この写真のように、フラッシュライトと光学機器だけ乗せればオールマイティに使えるエアガンにカスタマイズできます。あとは好みに応じてフォアグリップやレーザーデバイスなどを取り付けてもいいでしょう。

ナニがナンでもアクセサリーを乗せる必要はありませんが、せっかく買った愛銃をより使いやすくカスタマイズできるのがサバゲのおもしろいところ。自分の電動ガンをもうちょっとレベルアップしたい人はぜひ参考にどうぞ。

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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