【エアガンカスタム】マグプルPTS・PDR-Cを海外製3Dプリンタパーツでカスタムしてみた!

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好評のエアガンカスタム、今回もまたマグプルPTSのPDR-Cです。
え、なぜコイツばかりなのかって? それはワタクシが個人的に購入したから!
なので今回もPDR-Cをカスタムしてしまいます。よろしいですねw

さて、軽量コンパクトがウリのPDR-Cですが、そのサイズゆえグリップが短くホールディングしにくいといった声を聞きます。小指が余るのでもうちょっと長くてもいいんじゃないかと。
しかも、このグリップ部はバッテリースペース。 「延長蓋」のようなものがあれば、長くて容量の多いバッテリーも入るはず・・と考えていたら、イイものを発見しました。

グリップ延長用の「Enhanced battery extension」です!
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扱っているのは Materialise というサイトで、最近話題の3Dプリンタで作られた個人製作品とのこと。
価格は3,800円前後(日々レートによって変動します)。
この価格で大きなバッテリーが入れられるようになり、しかも持ちやすくなる・・・決して高くはないのでは? しかも高精度な3Dプリンタ造形ですよ!
というわけで、早速オーダー。
すると・・・オーダーから約2週間で手元に届きました。

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この時初めて気付いたのですが、発送元はベルギー! アメリカかと思ったらヨーロッパです。
こりゃあ送料が2,800円もかかるわけです。
梱包はしっかりしており、PayPalによる支払いも問題ありませんでした。

さてさて。早速、開封してみると・・
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おぉ、まさに延長グリップ!
オマケ的なものは一切入っていませんでしたが、表面の塗装もしっかりしており、クオリティはかなり高そうです。
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底部はスリット状の放熱口? さすが3Dプリンタ、これが一発抜きです。
よーし、じゃあPDR-Cに取り付けちゃうぞーと思ったら・・・。

キ ツ く て 入 り ま せ ん !

うがー!と叫んでも仕方ないので削ります。
リューターで削ると簡単に穴が空いてしまいそうなので、使うのはセラカンナがいいでしょう。
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これはエッジが立ったセラミックのスクレイパーで、斜めに押し当ててこすると樹脂やアルミがザクザク削れるというもの。面取りやパーティングライン消しに絶大な威力を発揮するオススメの工具なのですよ。
(ボークス製で価格は2,940円)

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削る→はめてみる→削るという現物合わせで削りまくります!
あぁ、いくら見えない部分とはいえ、せっかくの塗装面がもったいない・・・。

で、最終的にこうなりました。

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はい、差し込み部を完全に一皮ムキましたよ。
これってひょっとして、成形品がジャストサイズで、塗膜のせいでキツかったんじゃ・・?
削っていてもかなり厚く塗ってあったし。

 

では、満を持して取り付けましょう!
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ウホッ! こいつはいい握り心地!
小指が余らずしっかりとホールドできます。
これだよ、これ!

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↑ これがノーマルの状態。
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↑ そしてこれが Enhanced battery extension を装着したところ。
見た目のバランスはやや変わりますが、20連マガジンとほぼ同じ高さで、ほとんどハミ出ていませんね。想像していたよりもスッキリ収まりました。
ロック部もノーマルと同じく樹脂の弾性によるものです。

なお、上記のMaterialise には、ほかのバージョンもあります。
13-3752
底部がスリックなタイプは3,752円。

14-4020
底部にレイルが付いたタイプは4,020円。

多少の加工は要りますが、PDR-Cが持ちにくいという人、2,400mAhのリポを使いたい人、ニッケル水素のミニバッテリーを使いたい人などはぜひいかがですか?
1品でも送料が3,000円弱かかるので、仲間内で数個オーダーすると効率がいいかもしれません。あるいはヤフオク転売用とかw
遠くベルギーから届く3Dプリンタパーツを使って、PDR-Cをより使いやすくカスタムしてみましょう! 大容量バッテリー用というよりも、ホールディング改善に有効なオススメなパーツです。

Materialise : http://i.materialise.com/

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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